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なぜDXは停滞するのか?IT部門を悩ませる開発リソース不足の壁

事業部門から絶え間なく寄せられるシステム化の要求に対し、企業のIT部門は慢性的なリソース不足に陥っています。こうした背景から、日本では外部パートナーへの開発委託が主流となっています。しかし、委託中心の運用が続くことで社内にノウハウが蓄積されにくく、既存システムのブラックボックス化が進み、結果として柔軟な改修が困難になります。

このITの供給力不足から発生する「抜け出せない悪循環」が、全社規模のDXのスピードを著しく遅らせる大きな要因の一つです。

Source: Forrester’s Q4 2017 Global Low-Code Development Platforms Forrester WaveTMCustomer Reference Online Survey
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf


本来であれば「システムの維持管理から脱却し、ビジネス変革を牽引したい」と願いながらも、現実のリソースの壁に阻まれているのが実情です。この構造的なジレンマを打破するための解決策が、ローコード基盤「Mendix」とマクニカの「伴走支援」の融合です。

Mendixによる「圧倒的な工数削減」
ローコード技術によって開発工数を大幅に削減し、限られたリソースの中でも、ビジネス部門が求めるシステムを次々と形にする体制を整えます。
マクニカによる「実務を通じたノウハウ移転」
エンジニアが現場の課題解決に直接入り込み、共に手を動かすことで、ビジネス部門とIT部門が一体となったシステム構築のプロセスを定着させます。

その結果、単なるシステム開発にとどまらず、上流の業務企画から保守運用までのサイクルをお客様自身で回せる人材の育成と、ノウハウの蓄積につながります。

この「Mendix × 伴走支援」を通して、お客様自身がビジネスの変化にしなやかに対応し、進化し続けられる組織づくりをサポートし、全社規模のDXを加速させます。

Mendixとは:Agentic AIとローコードが融合した次世代プラットフォーム

Mendixは、IT部門とビジネス部門が共通の基盤上で協業し、エンタープライズ水準の中核システムを構築できるローコード開発プラットフォームです。

さらに近年、データ分析・AIプラットフォーム「Altair RapidMiner」と連携したことで、「ローコード × Agentic AI」を実現する次世代のAI統合基盤へと進化を遂げています。

これにより、生成AIによる業務効率化や、AIエージェントを組み込んだ高度な自動化プロセスの実装などを、大企業の厳しいセキュリティ基準を守りながら安全に実現することができます。

こちらでMendixのデモ動画をご覧いただけます
※音が出ますのでご注意ください

チームでアジャイル開発!

ローコードで誰でも開発!

Mendix導入がもたらす3つのインパクト

1. IT供給力の向上と開発リードタイム短縮による機会損失の防止

従来の手法では数ヶ月から1年以上を要していた開発期間を、数週間単位へと短縮します。現在のリソースのままでも高いIT供給力を発揮できる体制を構築し、システム提供の遅れによるビジネスの機会損失を防ぎます。

2. 「守り」から「攻め」のIT部門へ

開発のボトルネックが解消されることで、ビジネス部門からの要望にスピーディに応えられる体制が整います。IT部門は、日々のシステム保守・維持管理にリソースの多くを割いていた状態から、全社DXを技術面から支え、ビジネスを力強く後押しする存在へと生まれ変わります。

3. エンタープライズにおけるAIの「安全な民主化」

事業部門が最新のAIを組み込んだアプリケーションを独自に構築できる「攻め」の環境を提供します。同時に、シャドーAIやガバナンスの効かない野良アプリの発生を防ぎ、IT部門の適切な統制の下で、全社規模での安全かつ迅速なAI活用を実現します。

Mendixが全社プラットフォームとして選ばれる4つの特徴

1. BizとITのシームレスな協業を実現する「アジャイル開発基盤」

画面のUIやビジネスロジックを、視覚的なモデルとして共有します。ビジネス部門とIT部門が同じ画面を見ながら、その場でアイデアをシステムとして形にしていく「共創(BizDevOps)」が可能になります。

ビジネス環境の変化や現場のフィードバックを即座に取り込み、柔軟にシステムをアップデートし続ける開発体制を構築します。

2. 分断された業務プロセスを統合する「全社横断のハブ機能」

TeamcenterをはじめとするSiemens製品群(OT領域)や、既存のERPIT領域)などの基幹システムとシームレスに連携します。

部門ごとに導入された個別のツールにとどまらず、分断された全社のシステムとデータを統合し、エンドツーエンドの業務プロセスを構築する強力な拡張性を備えています。

3. 「AIによる開発支援」と「業務のAI化」を同時に実現する統合基盤

プラットフォームに組み込まれた開発支援AIMaia」が、ベストプラクティスの提示により開発作業を自動化・効率化し、生産性を飛躍的に向上させます。

さらに、Altair等の外部AIプラットフォームと連携することで、機械学習を用いた予測モデルや高度なAIアプリケーションを業務プロセスに直接組み込み、データドリブンな意思決定を支援する仕組みをひとつの基盤上で完結することが可能です。

4. 大企業の厳格な基準を満たす「セキュアなインフラ環境」

Mendix Cloudを利用したフルマネージドな環境から、自社で運用するAWSAzure、さらには高度な機密性が求められるオンプレミス環境まで、デプロイ先を柔軟に選択できます。

エンタープライズ企業に不可欠な、厳格なインフラ要件と高水準のセキュリティ基準に完全に対応します。

Mendixサービス

マクニカは、Mendixの導入から開発支援、Mendixを活用できる人材育成から内製化の伴走まで、幅広くご支援しています。

導入・企画・開発支援

業務の「ムダ」を解消するための課題特定や、Mendix活用のロードマップ策定など、プロジェクトの企画から開発までを一気通貫でご支援します。

システム統合・その他開発支援

業務システムとMendixの統合などをご支援します。
また、アジャイル開発に対応できる体制構築をサポートし、PoCの早期立ち上げに向けて伴走します。

人材育成・内製化支援

アジャイル開発やMendix開発を担う人材を育成するトレーニングを提供しています。初学者から上級者向けの教育プログラムはもちろん、マクニカの現役エンジニアによるOJT形式のサポートを通じて、学んだスキルの定着と現場での活用を後押しします。

さらに、惜しみないノウハウの提供により、お客様ご自身で開発から運用までを完結できる「内製化(自立)」に向けて伴走します。

Mendix × マクニカだからできる伴走支援

ヘビーユーザーとしての圧倒的な実践知と、技術的ベストプラクティスの提供

マクニカは単なる販売代理店ではなく、自らMendixを全社基盤として徹底的に活用してきたヘビーユーザーです。

自社での大規模展開フェーズにおいて直面し、乗り越えてきた堅牢なアーキテクチャ設計やパフォーマンス最適化など、生きたノウハウを「技術的ベストプラクティス」として惜しみなく提供します。

これにより、開発から運用フェーズに至るあらゆる技術的なボトルネックを先回りして解消し、エンタープライズ品質のシステムを最短ルートで構築できる環境を整えます。

リソースを最適配分し、品質を標準化する「プレビルド資産」の展開

IT部門の貴重なリソースを、自社の「コア領域」へ集中していただくため、マクニカが自社で開発・最適化してきたコンポーネントを「プレビルド資産」として提供します。

例えば「承認ワークフロー」のような大企業向けアプリで必須となる機能をそのまま活用できるため、最も工数のかかる複雑なロジック設計やテストの時間を大幅に削減します。

さらに、これらの部品はすでに厳格な審査をクリアしているため、現場部門がスピード優先で開発を行っても、全社水準のガバナンスとセキュリティが自然と担保されます。

共に手を動かし一連のサイクルを定着させる「FDE型」内製化支援

マクニカの伴走支援は、システムの納品ではなく、お客様自身による「真の内製化」を目的としています。

その実現のために、エンジニアが現場の最前線に入り込む「FDEForward Deployed Engineer:顧客一体型・課題解決エンジニア)」型のアプローチを採用し、課題解決に向けて共に手を動かしながら、内製化に向けた実践的なノウハウを直接移転します。

 このアジャイルな共創とノウハウ移転の積み重ねにより、ビジネス課題の抽出からシステム化の企画、開発、保守運用に至る「一連のサイクル」を自社で回し続ける力が、お客様の組織に定着します。

次々と登場する最新テクノロジーを「お客様自身の武器」として活用いただくことを使命とする技術商社として、新しい技術を組織の力に変え、お客様ご自身でビジネス環境の変化にしなやかに対応し続けられる体制づくりを支援します。

なお、なぜマクニカが内製化にこだわった支援をしているのかは、以下の記事でもご紹介しています。

マクニカでは、製造業DXを組織文化にする「Digital Execution Factory」をご提供しています。詳細は以下よりご覧ください。

Mendixの導入事例

業務プロセスのデジタル化

課題
Excelとメールリレーによるアナログな進捗管理が常態化し、週平均15時間を把握作業に費やしていました。
解決
10名規模のチームによるスモールスタートで導入を開始し、情報のリアルタイム共有を実現しました。
成果
管理時間を週5時間へと大幅に削減(66%減)。意思決定スピードが50%向上し、手作業の60%削減を達成しました。

なお、本事例は以下の記事にて詳細をご紹介しています。

業務の“ムダ”に特効薬!ローコードではじめる業務改善

その他Mendixのユースケース集はこちら

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Mendixの価格・ライセンス体系

Mendixのライセンスは、開発規模に合わせたサブスクリプション(1年または複数年)形式で、以下の特徴があります。

課金対象
プラットフォーム利用料、アプリケーション利用ユーザー数、稼働基盤(Standard/Premium)です。
安心の無制限枠
画面数、DBテーブル数、API数は無制限(課金対象外)です。機能拡張に伴う追加コストを気にせず開発できます。
選べるプラン
開発するアプリケーション数(シングル/マルチ)や、利用ユーザー数(Internal/External)に応じて最適な構成を選択可能です。

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